ヤマスズメノヤリ

イグサ科
Luzura multiflora (Ehrh.) Lejeune
植物観察ノート 宮城県
目次] [] [索引] [引用・参考文献] [スズメノヤリ] [ヌカボシソウ
'14.5.6 塩竃市
 伊保石公園
'  16.5.29
仙台市 泉ヶ岳
'14.5.6 塩竃市
 伊保石公園
 【山雀の槍】
  別名:ヤマスズメ
   ノヒエ
  花期:5〜7月
  高さ:20〜40cm
  山地の草原
  北海道〜九州
 花:「茎の先に花が咲き、花序7の基部に長い葉状苞がある。頭状花序は散形に配列
  するか一部の枝がさらに集散状に花序をつけ、頭状花序は5〜10個で球形、径6mm
  内外、大体15花内外からなり、柄は長短不揃いでほとんど直立に近い。花被片6個
  は赤褐色で楕円状の披針形、鋭尖頭である。子房上の花柱は上部で3つに分かれ
  ている」「花序は数個〜多数の小頭花からなる。小苞の先は不規則に細裂する。花
  被片は卵状披針形で先がとがり、背部は褐色、縁は白膜質…。雄蕊は6個で、花被
  片より短く、葯は楕円形で花糸とやや同長」。(cf. ヌカボシソウ)。
 刮ハ:「長さ2.5〜3mm、濃い褐色で花被片より長い。種枕は種子の半分の長さ」。
 葉:「茎の下の方に出て、線形または広線形をして次第に鋭尖頭となり、ふちには長い
  白毛が多くついている」「根出葉は多数あり…長線形…縁に白色の長毛があり、先
  端は硬質鈍形になる」。
 「スズメノヤリに似ているが茎は一層長く、また頭状花序が長い枝の先に散形状に並
 ぶ点で区別しやすい」。
'14.5.6 塩竃市 伊保石公園
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