コガマ
ガマ科
Typha orientlis C. Presl
植物観察ノート 宮城県
目次] [] [索引] [参考文献] [ガマ] [ヒメガマ]
'12.7.9
東松島市 野蒜海岸
 「全体に小形であるので、ガマと区別する」。
 花:「花穂には早落性の苞葉が2,3枚ある。花序は
  茎の先に直立し、雄花穂は上部にあり、雌花穂
  はその下にあって
相接している事は蝦蟇と同様
  である。小形の花が無数にあり、雌雄ともに基部
  に白毛があるのみで花被はない。雄花はガマと
  同様に黄色であるが、花粉は単一で接着してい
  ない。雌花は小苞がなく、子房に柄があり、花柱
  先端の柱頭はへら状披針形をなし、子房柄の基
  部に生える白毛は柱頭と同長」。雄花(上)と雌
  花(下)の間に隙間がない。(cf. ヒメガマ)
 果穂:「直立し長楕円形で長さは7〜10pほどの赤
  褐色である」。
 葉:「ガマより細長く幅1p以下である。下部は長い
  葉鞘となり茎を包んでいる」。
 茎:「直立し、滑らかな円柱形で緑色である」。
 【小蒲】
  花期:7〜8月
  高さ:1〜1.5m
  川、池、沼など
  本州〜九州
'12.7.9 東松島市 野蒜海岸
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