ガマ
ガマ科
Typha latifolia L.
目次] [] [索引] [参考文献] [ヒメガマ] [コガマ]
植物観察ノート 宮城県
'15.10.26 七ヶ浜町 国際村
'15.10.26 七ヶ浜町
   国際村
'15.10.26 七ヶ浜町
  国際村
 花:「花茎の先に穂をつけ早落性の葉状苞2,3枚があり、雄花穂は上部について
  黄色、雌花穂は雄花穂の下に
密着し長さ15〜20pほどの円柱状で緑褐色で
  ある。花は小形で花被はなく、雄花は3雄しべと剛毛からなり、花粉は黄色で
  4個合着する特徴がある。雌花には長い花柄があり小苞はなく、子房の先の長
  い花柱の頂に斜菱状披針形の柱頭を有し、花柄の基部に数本の長毛がある」。
  雄花(上)と雌花(下)の間に隙間がない。(cf. ヒメガマ)
 果穂:「無数の果実を含み赤褐色の円柱形で長さ20pほどあり上部に針状の雄
  花穂軸が残る。この状態を俗にがまほこ(蒲槌)という。果実は紡錘形で淡黄
  褐色。基部に長い白色の毛がある」。
 葉:「長く幅広い線形で、葉身は上下に扁平、緑色でやや厚く柔らかく、茎より高
  くのび、幅は1〜2p位で平滑である。下部は長い鞘状で茎を包む」。
 茎:「円柱形で直立し、単一で緑色、平滑で硬」い。
 【蒲】
  花期:6〜8月
  高さ:1.5〜2m
  池、沼、川の縁
   など
  北海道〜九州
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