アブラガヤ [補足〜蛇足]
植物観察ノート 宮城県
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 @A エゾアブラガヤ(蝦夷油茅) Scirpus asiaticus Beetle :小穂は、
  やや丸く、枝の先に1個ずつで対にならない。
 B
アイバソウ(愛馬草) f. wichurae :小穂は、楕円形で、枝の先に1
  個ずつで対にならない。
 C アブラガヤ :上のふたつに対して、小穂が楕円形で枝の先で2個の対
  になるのが
アブラガヤとされていたが、近年、これらを区別する必要は
  ないとされ、これらはひとつの種に統合されたという。
  実際、@ABの写真では、対になっていたりいなかったりで、両方が混
  在しており、区別に意味はなさそうに思える。
  アイバソウ名の由来は、馬が好んで食べるからという説があるらしいが、
  あるいは、馬ならば選別するのだろうか。
A
@
'10.10.24
仙台市 月山池
B
'11.8.18
東北大学植物園
C
   '11.9.15
東北大学植物園
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