アブラガヤ

カヤツリグサ科
Scirpus wichurai Boeck. f. concolor (Maxim.) Ohwi
目次] [] [索引] [参考文献] [ヒメクロアブラガヤ] [補足~蛇足
植物観察ノート 宮城県
'11.9.15 仙台市野草園
'11.8.18 仙台市
東北大学植物園
  '14.7.27
加美町商人沼
 花:「茎頂の葉腋から細長い長短不同の花序枝を数本出し、各
  々さらに数回分枝して小枝の頂に2~3個の小穂が頭状に集ま
  ってつき、各小穂は茶褐色の卵状長楕円形で先は鈍く、長さ6
  ~9mm位。鱗片は小形、長楕円形で先端尖り暗褐色」。
 痩果:「長く屈曲する6本の刺針状花被片を伴い、扁平で三稜の
  長楕円体、先端は短い嘴となり黄白色で花柱は3裂する」。
 鱗片:「広倒卵形、長さ約2mm」。
 葉:「根生および茎に互生し、表面には光沢があり、茎葉の下部
  は長い葉鞘となって茎を包む」。
 茎:「真直に直立し、鈍三稜形で光沢があり黄緑色」。
 【油茅】
   花序や葉鞘に油を
   塗ったような照りが
   あり、油のような臭
   いがするから…。
  花期:8~10月
  高さ:1~1.5m
  山野の湿地
  北海道~九州
inserted by FC2 system