イネ科(草)
コチヂミザサ
Oplismenus undulatifolius (Ard.) Roem. et Schult. var. japonicus (Steud.) Koidz.
植物観察ノート 宮城県
目次] [] [索引] [参考文献] [ケチヂミザサ]
'15.10.3 色麻町 小栗山
 '15.10.3
色麻町 小栗山
'15.10.3
色麻町 小栗山
   '15.10.3
色麻町 小栗山
 花:「茎の頂に直立した花穂をつけ、チヂミザサに似た緑色の小花をつ
  づる。しかしチヂミザサのように花穂軸に著しい密毛を持っていない
  ことでも区別できる。頴果が成熟する頃になると芒上にある粘りのあ
  る露によって小穂は衣服等に粘着しやすくなる」。
 葉:「互生し披針形となり、先が尖り、質は薄くてふちに皺がある。葉の
  下部は葉鞘となって茎を包み、ただそのふちに毛があるだけで他に
  毛はない。このことがチヂミザサと異なる点である」。
 茎:「下部は長く地面をはい、節毎にひげ根を下ろして、質硬く冬にも枯
  れ残る。上部は斜上して直立し、往々下部で枝を分け」る。
 
(「新牧野日本植物圖鑑」からの引用であるが、チヂミザサはケチヂミ
 ザサと同義で用いられている。)
 【小縮み笹】
   ケチヂミザサの
   葉に毛が少な
   いタイプ…。大
   きさの差はあま
   りない。
  花期:8〜10月
  高さ:30cm
  平地〜低山。林
   中陰地
  北海道〜九州
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