● ミヤマトウバナ |
=シソ科= |
Clinopodium sachalinense (Fr. Schm.) Koidzumi |
植物観察ノート 宮城県 |
'14.8.29 色麻町保野川ダム |
花序 の軸 |
'15.9.15 松島町 富山 |
花:「枝先や上部の葉腋に花穂をつける。花はまばらに輪生し、やや接 して数段つき、花穂の軸にしばしば先が下向きに曲がる開出毛があ る。小苞葉は線形で花柄より短い。萼は筒状で2唇形で長さ3〜4mm、 ごく短い毛が生え、上唇は3裂し、裂片は鈍頭または鋭頭、下唇は2裂 し、尾状鋭尖頭で、ともにふちに開出毛を散生する。花冠は長さ5〜 6mm、白色でわずかに紅紫色を帯び、上唇は浅く2裂、下唇は3裂す る」。萼にはまばらな短毛のみ。(cf. イヌトウバナ) 葉:「長さ1〜2cmの柄があり、葉身は狭卵形ないし卵形で…先が鋭頭 または鈍頭、基部がくさび形または広いくさび形、ふちには鋸歯があ り、両面にまばらに毛があり、下面の腺点はめだたない」。 茎:「まばらに毛があり、節には毛が多く、直立か斜めに立ち上がり… ふつう上部で分枝する」。 「ヤマトウバナに似るが、花穂が長く、ふつう上部の葉腋にも花穂をつ け、花序の軸の毛は長く開出するか先が下向きに曲がる」。 |
'14.8.29 色麻町 保野川ダム |
'14.8.29 色麻町 保野川ダム |
'14.8.29 色麻町 保野川ダム |
【深山塔花】 花期:7〜9月 高さ:30〜70cm 山地〜亜高山。 やや湿り気の ある林内 北海道、本州 (近畿以北) |