イヌトウバナ
Clinopodium micranthum (Regel) Hara
シソ科
植物観察ノート 宮城県
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'13.8.8 大衡村 万葉の森
    '10.10.5
大崎市 化女沼
   '13.8.25
名取市 樽水ダム
'10.10.5 大崎市
化女沼
  '13.8.22
大郷町 縁の郷
'12.7.10 山形市
野草園
'10.10.5 大崎市
化女沼
 花:「枝先や上部の葉に花穂をつける。花はまばら
  に輪生し、やや接して数段つき、花穂の軸には密
  に毛がある。小苞葉は線形で花柄より短く、開出
  する毛がある。萼は筒状2唇形で、長さ4〜5mm、
  腺点と萼筒の幅より長い開出毛とがあり、上唇は
  3裂し、裂片は鈍頭から鋭頭、下唇は2裂し裂片
  は尾状鋭尖頭で、ともにふちに開出毛が散生す
  る。花冠は長さ5〜6mm、白色でわずかに淡紫色
  を帯び、上唇は浅く2裂、下唇は3裂する」。
 分果:「長さ約1mm」。
 葉:「長さ5〜15mmに柄があり、葉身は狭卵ないし
  卵形…先が鋭頭または鈍頭、基部がくさび形、ふ
  ちには鋸歯があり、両面ともに毛があり、下面は
  腺点が多い」。
 茎:「下向きに曲がった細かい毛があり、基部は直
  立か斜めに立ち上がり…ふつう分枝する」。
 「ミヤマトウバナに似るが、
に開出長毛があり、
 葉の下面に明らかな
腺点がある」。
 【犬塔花】
  花期:8〜10月
  高さ:20〜50cm
  山地。木陰
  北海道〜九州
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