● カスマグサ |
=マメ科(草)= |
Vicia tetrasperma (L.) Schreb. |
植物観察ノート 宮城県 |
'06.5.24 利府町 |
'07.6.2 東松島市 野蒜 |
'15.5.11 大郷町 吉田川 |
'07.6.2 東松島市 野蒜 |
'15.5.11 大郷町 吉田川 |
「全体はスズメノエンドウによく似ている」。 花:「葉腋から出る細長い花序柄の先端に通常2個の淡紅紫色の小形の蝶形花 をつける。萼は5名か裂する。旗弁は幅広く、翼弁、竜骨弁は短小」「淡青紫色 で長さ5〜7mm、腋生に短い総状花序に1〜3花がつく」(cf. スズメノエンドウ)。 豆果:「極めて短い小柄おもち線状長楕円形、長さ10〜15mm、平たくて無毛でな めらか、中に3〜4個の種子を生ずる」。 葉:「互生して3〜6対の互生する小葉をもった羽状複葉で、ごく短い葉柄をもつ。 小葉はスズメノエンドウよりもやや大きく長さ12〜17mm、はば2〜4mmぐらい、 線状長楕円形または線形、先端はほぼ切形で、微凸頭、基部は円形、ごく短 い柄がある。托葉は狭卵形、腺はない」「8〜12枚の小葉よりなり、ほとんど無 柄、葉軸の先は分裂せず長く伸びて1〜2分する巻きひげとなる。小葉は狭長 楕円形」。小葉の先端は尖る。(cf. カラスノエンドウ、スズメノエンドウ)。托葉 「狭卵形〜線形、ときに1裂片がある」。 茎:「細くて無毛、長さ30〜50cmぐらい」。 |
【カス間草】 カラスノエンドウ とスズメノエンド ウとの中間的な 姿…。 花期:4〜5月 つる性 野原、道端など 本州〜沖縄 |