クワ科(草)
Humulus lupulus L. var. cordifolius (Miq.) Maxim ex Franch. et Sav.
カラハナソウ
[目次] [草] [索引] [参考文献] [カナムグラ
植物観察ノート 宮城県
'07.9.12 大郷町
  '14.8.29
色麻町 保野川ダム
'14.11.2 大崎市
   化女沼
雌花
'14.8.30 塩竃市
   寒風沢島
'14.8.29 色麻町
  保野川ダム
雄花
雄花
 花:「雌雄異株」「細かい」「雄花は多数円錐花穂につき、淡黄色、額片5個、雄
  しべ5個…。
雌花は淡緑色で球穂状に集まり、2個の花が1個の鱗状の苞に
  包まれ、子房の上には花柱が2個ある」。
 果実:「苞が成長して薄い膜質になり、重なりあいふくれて大きい卵状球形とな
  り、淡黄白色で、多数が並んで枝から垂れ下がる。…よい香りを放ち味は苦
  く、この点は母種のセイヨウカラハナソウすなわち
ホップと同じ」。
 葉:「長柄があり、対生で、
心臓状卵円形、先端は鋭形あるいは鋭尖形、しばし
  ば
3裂して、深く入り込んだ底は鈍円形、ふちには粗い鋸歯がある。葉面はざ
  らつき、雌の花穂をつける小枝の葉はふつう互生」。
 茎:「長く強いつるとなり、さかんに他の草木にまきついて茂り、葉柄とともに小
  さな
鉤刺がある」。
 【唐花草】
   花形模様に使われ
   た唐草を、この果
   穂にたとえて…。
  花期:8〜9月
  つる性
  山野
  北海道〜本州(中部
   以北)
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