● ゼニゴケ |
=コケ植物= |
Marchantia polymorpha L. subsp. ruderalis Bischl. et Boisselier-Dubayle |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.11.11 松島町民の森 |
'15.11.11 松島町民の森 |
'15.11.11 松島町民の森 |
【銭苔?】 無性芽器が中国 の古銭に似る? …。 湿った地面に群生 人家や路地畑など 北海道〜九州 |
「腹鱗片は4〜6列に並び、葉状体の75%以上を覆い、ほぼ全体にある。葉状体の柔組 織に厚壁細胞がある。雌器床の指突起は全体に細く、円柱状。胞子は径10〜15μm」。 「葉状体は灰緑色、長さ3〜10p、幅7〜15mm、縁は強く波打ち、水辺に生育している 個体では背面中央部にしばしば黒い縞がある。気室孔の底の細胞はT字形。柔組織に 厚壁細胞はない。腹鱗片はほぼ6列に並んで腹面一面にあり、最内列のものは線形、 2列目が最大となりゆがんだ三日月形、付属物は円形で円頭〜鈍頭、縁に鋸歯がある。 無性芽器の外面に小乳頭がある。雌雄異株。雌器托は葉状体の先端につき、雌器床 は6〜10深裂し、裂片は円柱形、包膜の中に2〜3個の偽花被をつけ、それぞれ胞子体 をつける。雌器托は年2回形成され、胞子は黄色、初夏と初冬に成熟する」。 |
'15.11.11 松島町民の森 |