シュンラン
ラン科
Cymbidium goeringii (Rech. f.) Rech. f. var. goeringii
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 植物観察ノート 宮城県
'07.4.8 利府町 県民の森
'16.4.13
利府町 陸前浜田
   '09.4.7 仙台市
太白山
自然観察の森
'07.4.8 利府町
県民の森
'11.4.10 仙台市
     青葉山
 花:「ふつう1茎1花(まれに2花開くこともある)で花茎は根際に
  側出して葉より低く、うす紫の膜質の鱗片数個に包まててい
  る。花は径3〜5p、淡黄緑色で多少香気があるものもある。
  外花被片は倒披針形で先端は尖り、内花被片はそれより短
  いが、広くずい柱を抱いている姿勢である。唇弁は多肉で、
  強く反巻して密に短突起を生じ、白いが多少の紅紫斑があ
  る。観賞用に栽培され、また黄色、紅褐色、斑入り等の突然
  変異が見られるのでもてはやされる」。
 葉:「多く2列の扇状に出て上半ばは湾曲して垂れ、長さ約20
  〜50p、広線形で質は非常に強剛で、暗緑色をしており、ふ
  ちは微細な鋸歯があってざらつく」。
 「
ホクロまたはハクリ、エクリともいう。唇弁にある斑点を顔面
 のほくろにたとえたものであろう」。
 
「ジジババ」:東北地方などでの方言呼称。花の斑点から老人
 のシミ・ほくろを連想したものという。('12.4.15河北新報)
 【春蘭】
  別名:ホクロ
  花期:3〜4月
  高さ:10〜25cm
  山野。落葉広葉
   樹林下など
  常緑
  北海道〜九州
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