=ラン科= |
Liparis kumokiri F. Maekawa |
植物観察ノート 宮城県 |
'14.6.25 塩竃市 伊保石公園 |
● クモキリソウ |
'09.7.5 大和町 笹倉山 |
'09.7.5 大和町 笹倉山 |
'12.7.13 仙台市 泉ヶ岳芳の平 |
'10.10.10 仙台市 青葉山 |
花:「葉の間から稜のある緑の茎を出し上部に総状花序が 出て10個内外の淡緑色花をつけ、花径は1cmばかり、 花下の苞葉は微細である。外花被片は開出し線状披針 形で鈍頭、内花被片はさらに細く背後に垂れる。唇弁に は爪があり、倒卵円形で少し頭部が突出し、中程から強 く外に反り返り、前から見ると倒三角形の唇弁のまわり に5花被片の先端がはみ出して見える。ずい柱は中途か ら前方へ屈み、腹面上部に柱頭がある。下位子房は細 長い」。茎(花柄)は三角。 葉:「2枚ずつ前年の茎の側方に出て、それぞれが反対の 方向に斜開し、楕円形または卵状楕円形で鈍頭…質は 少し厚く鮮緑色、ふちは多くは細かく縮れ、基部は翼の ある柄となって互いに抱いている」。縁に細かいしわがよ る。(cf. ジンバイソウ) |
【雲切草】 蜘蛛切草…花の 形を名刀蜘蛛切 丸によって両断さ れたクモの形に 見立てた?…。 花期:6〜8月 高さ:10〜20cm 丘陵〜山地。湿り 気の多い林内 日本全土 |