ホクリクムヨウラン

ラン科
[目次] [] [索引] [引用・参考文献] [ムヨウラン] [キイムヨウラン
[参照NET情報 123
Lecanorchis hokurikuensis Masam.
植物観察ノート 宮城県
'11.6.28 仙台市野草園
C
'13.6.30 角田市
    斗蔵山
B
A
'13.6.30 角田市 斗蔵山
子房部
@
'11.6.28 仙台
野草
 「常緑広葉樹林(スダジイ、ウラジロガシなど)下にはえる。根茎
 は深く地中に入り、よく分枝する。これはこの種が、本属の中で
 も最北に分布することから生じた適応であろう。地上茎は暗緑
 色、高さ20〜40p。…数花を総状につける。花は暗紫色で多少
 垂れ下がり、あまり開かない。子房は約4p、表面に微細な突
 起がある。苞は卵状披針形、長さ5mm。背萼片、側萼片は倒披
 針形、長さ15mm、幅3mm、側萼片が背萼片よりやや細い。側
 花弁は倒卵状披針形、萼片とほぼ同長。唇弁は倒卵形で長さ
 13〜15mm、分裂しない。唇弁の基部は蕊柱と合着、先端の内
 面に黄褐色の毛が密生する。蕊柱は白色、長さは唇弁の2/3。
 葯室は2個、卵形の花粉塊を出す」。
 @ 葉:退化して鱗片状。A 子房部。B 果実。C 花茎(BCは
  前年の枯れたもの)。ABCに小突起がある(この特徴でム
  ヨウランと区別されるという)。
 【北陸無葉蘭】
   北陸地方で発見
   されたムヨウラン
   …。地生の無葉
   緑腐生植物。
  花期:6〜7月
  高さ:20〜40cm
  常緑広葉樹林下
  本州(東北南部以
   南)、四国、九州
   ・琉球  
inserted by FC2 system