| '16.618 岩手県 岩泉町赤穴 |
| 花：「葉より高い花柄を出して濃い紅紫 色の花を開く。花は径12mmばかり、 側弁の内側には突起毛があり、唇弁 の距は1㎝を超えて細長、わずかに 微毛が生えている。雄しべの附属体 も細長い。花柱の先端は倒三角形、 子房は紫の斑が入り、ふつう表面に 微毛がある」。 葉：「脈に沿って白斑の入った緑紫色 のものは葉を賞美して庭園に植える。 しかし野生のものは一般に淡色、葉 の下面と葉柄とは濃暗紫色に染まり、 かつ全体に短毛をしく。葉身は円形 または卵円形、基部は深い心臓形、 長さ2～4㎝」。 |
| 【源氏菫】 葉裏の紫から紫 式部・源氏物語 を連想…。 地上茎なし 花期：4月中旬～ 5月上旬 山地。やや陽向 の地 青森県～岩手県 の太平洋側、中 部地方～関東 地方の内陸部、 岡山県、愛媛県 （4か所に隔離分 布） |
