アオイスミレ

スミレ科
Viola hondoensis W.Becker et H.Boissieu
[目次] [] [索引] [引用・参考文献] [エゾアオイスミレ
植物観察ノート 宮城県
'14.4.12 塩竃市 伊保石公園
       '16.4.3
松島町 治祐ヶ森自然公園
  '14.4.12
塩竃市 伊保石公園
'12.4.22
仙台市 秋保
越冬葉
'14.4.10
柴田町 太陽の村
'13.8.12 利府町
   県民の森
'13.8.12
利府町 県民の森
'15.3.31 利府町
県民の森
 【葵菫】
   葉がフタバアオイに
   似る…。
  地上茎あり
  花期:3〜4月(他に
   先駆けて…)
  高さ:3〜8cm(花期)
  丘陵、山地。林縁、
   道端北海道〜九州
 「全体的に毛が多い」「茎をはわせ、花柄をあまりのばさずに、葉の上に転がっ
 ているように花をつけるので、地面にへばりついているように見える」。
 花:「早春に葉腋に6p位の花柄を出してその先に左右相称の淡紫色花を横向
  きに開くが、暖冬の時には咲かないことが多い。唇弁には紫のすじがあり、
  距は3〜4mmぐらい。側弁の内側には少数の突起毛があるものもあるが、全
  く無い個体もある。花柱は棒状で先が前方へ屈出し、子房には微毛がある」。
  すっきり開かない傾向がある。「小さめで淡紫色。に近いものもある」「花柱
  の先が下向きに曲がってカギ形になる。これはニオイスミレ類の重要な特徴」。
  距「太くて、ずんぐりしている」「ピンと上向きにはねている」。
 刮ハ:「球形で径6mmぐらい、表面に
短毛がびっしり生え、ことに夏には閉鎖花
  がよく実り、地面ぎわに転がったように見える。3方に裂開してやや白色の種子
  を飛び散らせる」。
 葉:「根生し、長柄があって束生し、細毛におおわれている。葉身は心臓状円形
  で基部は心臓形、ふちには低平な鈍鋸歯があり、花期には径2pぐらいで小
  さいが夏になると径5〜8pほどにもなる。
葉柄には目立つ逆向きの毛がある
  のが特徴である」。丸みがあり(cf. エゾアオイスミレ)、基部は心形。花期に
  冬葉
(痛んだ葉)が残っている。(cf. エゾアオイスミレ)
 ≪ニオイスミレ類≫
  「栽培されるニオイスミレをはじめ、多くの種類がユーラシア大陸に分布する。
  日本にはアオイスミレとエゾアオイスミレの2種が自生する。株の根もとにつく
  
球形の果実カギ形に曲がる花柱などが主な特徴」。
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