ネズ
ヒノキ科
Juniperus rigida Siebold et Zucc.
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植物観察ノート 宮城県
'05.11.22 利府町 陸前浜田
'05.11.22
利府町 陸前浜田
'05.11.22 利府町
  陸前浜田
'16.4.13
利府町 陸前浜田
 花:「雌雄異株。花は前年の枝の葉腋に単生し、…雄花は楕
  円体で長さ4mm、緑色の鱗片内に2個の葯があり、黄色の
  花粉を出す。雌花は卵球形で厚質、緑色の3個の心皮の
  内面には各々2個の胚珠をもつ」。
 球果:「厚肉質で球形をしているが、先端に三つの突起があ
  る。初めは緑色であるがのちに熟して紫黒色となり直径7
  〜9mm位ある」。
 葉:「3個ずつ輪生する。鋭く尖った硬質の葉はさわると痛い。
  上面は平らで中央に1本の白い気孔のすじがあり、下面は
  緑色で鈍い稜となる。この横断面はやや鈍い三角形で、維
  管束の下部に1個の樹脂道がある」。
 樹皮:「赤褐色で灰色を帯び老木では縦に裂けめができる」。
 枝:「横に出、老木では小枝がよく下に垂れる」。
 【杜松】
  別名:ネズミサシ(触ると痛
   いので、ネズミの通り道に
   置いて邪魔をする…。)、
   トショウ

  常緑低木〜高木
  花期:4月
  高さ:3〜17m
  海岸近くの陽向丘陵地
  本州(岩手県以南)〜九州
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