● イワガラミ |
Schizophragma hydrangeoides Siebold et Zucc. var. hydrangeoides |
植物観察ノート 宮城県 |
'07.6.30 加美町 荒沢 |
'09.10.11 白石市 河原子ダム |
'15.6.22 松島町 双観山 |
'15.6.22 松島町 双観山 |
'15.6.22 松島町 双観山 |
花:「枝の先に平たい集散花序をつけ白い小さな花を咲かせる。花 序の周囲には装飾花が数個あり、1個の白い大きな卵形の萼片 が花弁状に広がっている。両性花は花弁5個、雄しべは10本あり、 中央に1本の雌しべがある。花柱は1個、柱頭は頭状」。 葉:「対生…細長い葉柄を持ち、葉柄は赤味がかっていることが多 い。葉身は広卵形または卵円形で長さ7cm位、先は鋭く尖り、基 部は心臓形である。ふちに鋭く尖ったまばらな鋸歯がある。表面 は黒っぽい緑色で、しばしば白緑色の斑点がある」。 幹・茎:「茎から気根を出して岩や樹によじのぼる。幹の大きいもの では直径8cm位になり、樹皮が非常に厚い」。 「ツルアジサイによく似ているが、ツルアジサイでは葉が緑色で斑 点がなく、長い柄を持つことと、装飾花に萼片が5つあること、花柱 も2〜3個あることによって区別できる」。 |
【岩絡み】 気根で岩にか らみつく…。 落葉つる性 花期:5〜7月 山地 北海道〜九州 |