アスナロ
ヒノキ科
Thujopsis dolabrata (L.f.) Siebold et Zucc. var. dolabrata
植物観察ノート 宮城県
目次] [樹木] [索引] [引用・参考文献] [ヒノキ] [ヒノキアスナロ]
'10.5.16 岩沼市
志賀 植栽
'07.6.3
仙台市 泉ケ岳 植栽?
 花:「雌雄同株。…花は大きくなく細枝の先に単生する。雄
  花は長楕円形、青色を帯びる。鱗片内に3〜5葯があり
  黄色花粉を出す。雌花は8〜10個の厚質の鱗片があり
  その内面に各々5つの胚珠がある」。
 球果:「ほぼ球形、長さ幅ともに12〜16mm位、種鱗は4〜
  5対あり各々形が異なっているが、いずれも先端が三角
  形針となり鉤状をしていて10月頃開いて種子を出す。種
  子は各種鱗内に3〜5個あい、基部に直立している。紡
  錘体、または卵状長楕円体で両側に広い翼がある」。
 葉:「厚質で大きな鱗片状、小枝や細枝に交互に対生し、
  上下両面にあるものは舌形、または菱形の舌形をして
  いて先端は円形、または鈍形をなし、枝に密着し上面の
  ものは緑色であるが4、下面のものは雪のように白いろ
  う粉がついている。左右両縁にあるものは舟形、あるい
  は卵状披針形で鈍くとがり上部は茎からはなれて斜め
  に傾き、下面の中央は白色」。
 幹:「直立して分枝」。
 樹皮:「灰褐色で薄く、縦に裂け、層をなしてはげおちる」。
 枝:「小枝を交互的羽状に出し平らである」。
 【翌檜】
   材質がヒノキより劣
   るため、「
明日はヒ
   ノキに
なろう」…。
  別名:ヒバ、アテ
  常緑高木
  花期:5月
  高さ:20〜30m
  山地
  本州〜九州
'07.6.3 仙台市 泉ケ岳 植栽?
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