ヤマトグサ

アカネ科(草)
Theligonum japonicum Okubo et Makino
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植物観察ノート 宮城県
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A
'14.6.15
山形県酒田市 玉簾の滝
'14.6.15 山形県酒田市
      
 玉簾の滝
 「茎葉のようすや臭いが…ハシカグサとそっくりである」。
 花:「雌雄同株。…花弁はなく、
雄花クルリと巻いた3個の萼片があり、多数
  の雄しべが垂れ下がる
。雌花は小さく、肉眼では目立たない」「淡緑色で風媒
  の単性花…。雄花は節ごとに1〜2個つき、苞と対生し、ほとんど柄はない。つ
  ぼみは短い円柱形で開くと外側に反り返る3個の萼片からできており、雄しべ
  は多数で垂れ下がり、花糸は非常に細く、葯は線形…。雌花は苞腋または葉
  腋につき小さくて柄はなく、下部は扁平で子房状となり、緑色で微毛があり、
  上部は側面にかたよって鐘状となり、花中から横に傾いて1個の大きな花柱
  が出て、痩果は宿存する萼筒に包まれる」。(@雄花蕾? A雄花花後?)
 葉:「対生で葉柄があり、、膜質の葉間托葉をそなえ、卵円形で全縁、微毛があ
  る。花のすぐ下の苞は互生し、狭卵形で葉状の苞となる」。
 茎:「直立して先端に花がつく。花が終わると下部の側枝がのびて地をはい、そ
  の先に新しい芽を作る」。
 【大和草】
   日本の草…。日本
   人(牧野富太郎、
   大久保三郎)によ
   ってはじめて学名
   をつけられた植物
   …。
  花期:4〜5月
  高さ:15〜30cm
  山中の樹の下
  本州(山形県・関東
   以西)〜九州
'14.6.15 山形県酒田市 玉簾の滝
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