ウマノアシガタ

キンポウゲ科(草)
Ranunculus japonicus Thunb. var. japonicus
植物観察ノート 宮城県
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'07.5.19 多賀城市
   加瀬沼
'07.5.19 多賀城市
      加瀬沼
'13.5.24 大崎市 加護坊山
'13.5.24
大崎市 加護坊山
 「茎にも葉にも直立性の毛がある」。
 花:「叢生する根生葉の中から直立した花茎を出し…茎の先は
  集散的に分枝し、枝端に各々1個の黄色の花を開く。花径は
  1.5〜2cmばかりである。萼片は5個で黄緑色、背面に毛が
  ある。花弁もまた5個で平開し、くさび状倒卵形、つやがあり、
  基部に小鱗片が1個ある。雄しべは多数。雌しべもまた多数
  で、子房は球形、柱頭は無柄である」。
 痩果;「卵形で短いくちばしがあり、多数集まってほぼ球形の
  集合果を作り、その径は5〜7mmぐらいである」。
 葉;「単葉で、根生葉は叢生して長い柄があり、やや深く掌状
  に3深裂し、中央の裂片はしばしば3つに尖裂し、両側の裂
  片は2尖裂で、株によって裂片の幅の広いものと狭いものが
  あり、倒卵形あるいは狭倒卵形で基部はくさび形、上部のふ
  ちには粗鋸歯がある。茎葉はほとんど無柄で線形の3裂片
  がある」。
 【馬の脚形】
   根生葉の周縁が
   浅く5裂し、裂片
   が鋭尖形でない
   から遠目には円
   形にみえる…。
  花期:4〜5月
  高さ:40〜60cm
  陽向の山野
  日本全土
'07.5.19 多賀城市 加瀬沼
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