● シロイヌナズナ |
=アブラナ科= |
Arabidopsis thaliana (L.) Heynh. |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.9.26 仙台市中野 |
'15.9.26 仙台市中野 |
'15.8.29 塩竃市内 歩道植え込み |
'15.9.26 仙台市 中野 |
花:「茎の頂に総状花序を出し、白色十字形の有柄の小形はなをつける。萼 片は4、長さ2mmほどの長楕円形、背側に毛がある。花弁は線状のへら形、 長さ3mm、萼片の2倍に達しない。雄しべは6本、そのうち4本が長く、雌し べは1」「萼片は楕円形、円頭…緑色で後に黄色に変わる。花弁は白色、狭 倒卵形」。(cf. イヌナズナ)。 長角果:「小形のやせた線形、長さ15mm、径0.6mmぐらい、斜上して多少内 側に彎曲し、果皮は2片に裂ける。種子は長さ0.5mmぐらい」「無毛」。(cf. イ ヌナズナ) 葉:「根生葉は倒披針形、先端は尖り、基部は次第に狭くなり、両面に星状毛 がある。長さ2〜4cm、幅3〜15mm。ふちには少数のはっきりしない鋸歯が ある。茎葉は倒披針形、または線形、まばらにつく」「根生葉はロゼット状で、 短柄があり、狭披針形〜長楕円形で鈍頭、全縁または不明の歯牙があり、 2〜4分岐毛で覆われる。茎葉は少数で無柄、狭披針形〜線形…全縁」。 茎:「直立してまばらに分枝する。下部には粗い毛がある。時には地面で多数 分枝して束生する」「単立し…茎葉の葉腋から枝を出し、下部は単純毛や2 分岐毛、星状毛が密生する」。 実験用植物として利用価値が極めて高い種だという。[参照NET情報 ] (もともと日本にも自生しているが、現在、市街地に見られるものは、ユーラシ ア大陸や北アフリカ原産種が帰化したものらしい。) |
【白犬薺】 黄花をつけるイヌ ナズナに似るが、 白花…。 花期:4〜6月(暖 地では年中) 高さ:10〜30cm 海岸、草地 北海道〜九州 |
'15.9.26 仙台市中野 |