シロイヌナズナ

アブラナ科
Arabidopsis thaliana (L.) Heynh.
目次] [] [索引] [参考文献] [イヌナズナ] [参照NET情報 123
植物観察ノート 宮城県
  '15.9.26
仙台市中野
'15.9.26
仙台市中野
'15.8.29 塩竃市内
歩道植え込み
'15.9.26 仙台市
   中野
 花:「茎の頂に総状花序を出し、白色十字形の有柄の小形はなをつける。萼
  片は4、長さ2mmほどの長楕円形、背側に毛がある。花弁は線状のへら形、
  長さ3mm、萼片の2倍に達しない。雄しべは6本、そのうち4本が長く、雌し
  べは1」「萼片は楕円形、円頭…緑色で後に黄色に変わる。花弁は白色、狭
  倒卵形」。(cf. イヌナズナ)。
 長角果:「小形のやせた
線形、長さ15mm、径0.6mmぐらい、斜上して多少内
  側に彎曲し、果皮は2片に裂ける。種子は長さ0.5mmぐらい」「無毛」。(cf. イ
  ヌナズナ)
 葉:「根生葉は倒披針形、先端は尖り、基部は次第に狭くなり、両面に星状毛
  がある。長さ2〜4cm、幅3〜15mm。ふちには少数のはっきりしない鋸歯が
  ある。茎葉は倒披針形、または線形、まばらにつく」「根生葉はロゼット状で、
  短柄があり、狭披針形〜長楕円形で鈍頭、全縁または不明の歯牙があり、
  2〜4分岐毛で覆われる。茎葉は少数で無柄、狭披針形〜線形…全縁」。
 茎:「直立してまばらに分枝する。下部には粗い毛がある。時には地面で多数
  分枝して束生する」「単立し…茎葉の葉腋から枝を出し、下部は単純毛や2
  分岐毛、星状毛が密生する」。
 実験用植物として利用価値が極めて高い種だという。[参照NET情報 ]
 (もともと日本にも自生しているが、現在、市街地に見られるものは、ユーラシ
 ア大陸や北アフリカ原産種が帰化したものらしい。)
 
 【白犬薺】
   黄花をつけるイヌ
   ナズナに似るが、
   白花…。
  花期:4〜6月(暖
   地では年中)
  高さ:10〜30cm
  海岸、草地
  北海道〜九州
'15.9.26 仙台市中野
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