オオバタネツケバナ
=アブラナ科=
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[タネツケバナ]
Cardamine regeliana Miq.
植物観察ノート 宮城県
'13.5.22 利府町 県民の森
タネツケバナ
オオバタネツケバナ
'11.4.30
仙台市野草園
'12.4.30 加美町
薬らい山山麓
'11.4.30仙台市
野草園
 【大葉種漬花】
  
花期:3〜6月
  高さ:20〜40cm
  山地。谷間など
   少し湿った所
  北海道〜九州
 「全体ほとんど無毛」。
 花:枝先に短い総状花序をつけて、有柄で白色の小さい十字花を
  開く。はじめは花序の軸が短いが、果実が熟する頃にはかなり
  の長さになり、長角果をまばらにつけるようになる。萼片は長楕
  円形、長さ2mmぐらい。花弁は広いへら形、長さ3.5mmぐらい。
  雄しべのうち4本が長く、雌しべは1」「総状花序は約20個の花を
  つける。萼片は先が紫色を帯びる。花弁は白色、倒卵形」。
 果実:「細長い長角果は、長さ2〜3pで斜上する。種子のある所
  はわずかにふくらむ。熟すると果皮が2片に裂けて反り返り、細
  かい種子を放出する」。
 葉:「互生し羽状に分裂して、大体のは形タネツケバナに似ている
  が、小葉の数が少なく2〜5対で、葉面が円形、頂小葉が最大で
  特に大きく幅2.5pにもなる点で異なる」頭大羽状複葉、側羽
  片は1〜6対、両面は無毛かまたは有毛。小葉は短い柄があり、
  卵形〜長楕円形、縁は不規則に切れ込み、裂片は鈍頭」。
  頂葉
が特に
大きい。(cf. タネツケバナ)」。
 茎:「緑色でやわらかく、基部は地面をはい、やや束生するように
  見える」「多少毛があり、枝をわけ」る。
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