● スダジイ |
=ブナ科= |
Castanopsis sieboldii (Makino) Hatus. ex Yamaz. et Mashiba subsp. sieboldii |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.5.25 山元町 |
'15.5.25 山元町 |
'15.5.25 山元町 |
【板椎、椎】 別名:イタジイ、 シイ 常緑高木 花期:5〜6月 高さ:25〜30m 暖地沿岸付近 の山地 本州(宮城県 南部以南) 〜九州 |
花:「長さ10cm前後の上向いた穂状花穂を新枝の葉腋 から出し、密に黄色の雄花を開き強い香りを放つ。雌 雄異株。虫媒花。雄花は小形で、萼は5〜6裂し、雄し べは15個内外。雌花の穂は下部の葉腋から出て短く、 花も少数で、花に花柱が3個ある」。 果実:「堅果は円錐状卵球形で先は鋭形、生時は黒褐 色で乾くと褐色となる。表面に横線状に並んだ小突起 のある総苞が堅果を包み、形は漸尖頭の長楕円体で、 長さ1.5cm前後、熟すと3裂して果実を落とす」。 葉:「2列生で、有柄互生、初め托葉があり、広楕円形、 あるいは広披針形、先は尾状の鋭尖形、基部はは鋭 形あるいはやや鈍形、革質、ツブラジイよりもやや厚く て大きい。葉は長さ5〜15cm、裏面は淡褐色の鱗屑 があり、全縁であるが上部に鋸歯がある」。 幹:「直立」。 樹皮:「黒灰色、後に縦に裂ける」。 樹冠:「球状」。 |