オニシモツケ
バラ科(草)
目次] [] [索引] [引用・参考文献] [補足〜蛇足] [シモツケ]
[シモツケソウ] [コシジシモツケソウ] [アカバナシモツケ
Filipendula kamtschatica (Pall.) Maxim.
植物観察ノート 宮城県
'07.7.1 仙台市 泉ケ岳
'16.6.11 塩竈市
自宅 鉢植え
'16.5.1
塩竈市
自宅 鉢植え
'10.7.27 仙台市 泉ヶ岳
'10.8.8
山形県 月山 姥沢
 花:「茎の頂が分枝して集散花序を作って、多数の白色の小花を
  密集して開く。萼片は円状卵形、背側に反り返り、両面に毛が
  ある。花弁は倒卵状円形、雄しべは花弁よりもずっと長く、花糸
  は糸状、雌しべは、背側に毛がある」「茎の先は散房形の花序
  になり…。花序は短毛を密生する。花は小型で径6〜8mm、白
  色ないしわずかに帯紅色。…花弁は5枚、卵円形、全縁」。
 痩果:「披針状長楕円体、背側に剛毛が密生する」。
 葉:「大形の広卵形、基部は心臓形、多くは掌状に5中裂する。
  裂片は三角形、ふちには切れ込み状で重歯牙状の鋸歯があ
  る。上面は無毛、下面はやや無毛で、ただ葉脈上に粗毛があ
  る。葉柄は強くて丈夫、ごく小さい痕跡状の小葉を数対つける。
  托葉は半心臓形でふちには大きな鋸歯がある」「互生し、有柄
  の羽状複葉である。頂小葉は大きく、円形〜扁円形…掌状に
  (3〜)5中裂し、基部は浅く湾入し、縁に重鋸歯または欠刻状
  の重鋸歯がある。側小葉は数対あるが、きわめて小型、托葉
  は草質で緑色、縁に欠刻状鋸歯があり、開出する明らかな耳
  片がある」。側小葉はごく小さいので、羽状複葉には見えない。
  (cf. [補足〜蛇足] )。
 茎:「緑色で直立し、数枚の茎葉を互生する」。
 【鬼下野】
   見上げるほどに
   大きくなる…。
  花期:6〜8月
  高さ:1〜2m
  山地〜亜高山。
   沢沿いなど
  北海道、本州
   (中部以北)
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