ナガボノワレモコウ

バラ科(草)
Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Link var. tenuifolia
植物観察ノート 宮城県
[目次] [] [索引] [参考文献] [ワレモコウ
   '11.8.18 仙台市
東北大学植物園 植栽
'11.9.1 仙台市 東北大学
      植物園 植栽
'11.9.1 仙台市 東北大学
       植物園 植栽
 「全株無毛」。
 花:「茎の頂が分枝して、枝先に白色の穂状花序をつけ、花穂は長い円筒状、
  長さ8〜9cm、径1cmぐらい、一方に傾く。苞葉はへら形、ふちには毛が密生
  する。花には花弁がない。萼は深く4裂し、裂片は白色または帯紅色で卵形、
  雄しべは4本、萼片よりずっと長く、黒色の葯をもつ」「花の白色なもの(
ナガ
  ボノシロワレモコウ
)が最も普通に見られるが、花の帯赤色のもの(ナガバノ
  アカワレモコウ
)もしばしば見られる」。
 痩果:「倒卵状で翼がある」。
 葉:「互生し一般に長い葉柄がある。奇数羽状複葉、小葉は2〜7対ぐらい。線
  状長楕円形…無柄または短柄がある。ふちには鋸歯があり、先端はやや鋭
  形、基部は切形、ふちには鋸歯があり、托葉は葉状、半心臓形」。
 「ワレモコウとは、小葉が細長く、先端はやや尖り、基部が切形で心臓形なな
 らず、雄しべは萼よりも長く花序も太くて長いことにより区別できる」。
 【長穂の吾亦紅(香)
  花期:8〜10月
  高さ:60〜100cm
  原野のやや湿った所
  北海道〜九州
'11.9.1 仙台市 東北大学植物園 植栽
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