ムシトリナデシコ

ナデシコ科
Silene armeria L.
植物観察ノート 宮城県
[目次] [] [索引] [参考文献
'13.7.5 栗原市 道の駅路田里はなやま 栽培
'14.9.29
山形市妙見寺 逸出
'13.7.5 栗原市 道の駅
路田里はなやま 栽培
'13.7.5 栗原市
道の駅路田里
はなやま 栽培
 【虫取り撫子】
   茎の節の下に
   粘液を出す部
   分があり、ここ
   に虫がくっつく
   …。
  花期:5〜6月
  高さ:20〜50cm
  ヨウロッパ原産
  栽培から野生化
 花:「花序は集散状で倒円錐形、茎頂および枝頂に生
  じ、多花。萼頭は…10脈があり、先に向かって太く
  なる。花冠は紅紫色、花弁の弁状部…先は2浅裂、
  平開し、基部に2個の鱗片がつく。花柱は3本」。
 葉:「楕円形〜長卵形…白みがあり、基部は左右に張
  り出して基部を抱く」。
 茎:「無毛で平滑、上方の2〜3の節間上半部に長さ5
  〜15mmにわたり
粘着部がある」。「粘液を分泌…。
  そのため、虫が捕まることがあります。…でも、食虫
  植物ではないので、虫を消化することはありません。
  …『
アリが茎を上がってきて花の蜜を奪うのをさまた
  げている
』といわれます」(「植物はすごい」 田中修
  中央公論新社)。
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