● リョウメンシダ |
Arachniodes standishii (T.Moore) Ohwi |
植物観察ノート 宮城県 |
'13.10.27 塩竃市 伊保石公園 |
表 |
'11.9.8 仙台市 野草園 |
裏 |
'13.10.27 塩竃市 伊保石公園 |
'12.1.26 松島町 双観山 |
葉身:「表裏両面ともに鮮緑色で、胞子嚢群がないと裏も表と同様にみえる。うすいが丈夫 な草質。…3回羽状に分裂し、長卵状楕円形、鋭尖頭の裂片にに細分され裂片のふちが 多少裏へ反り返るため、非常に細かくしげった感じがあり美しい。それでコガネシダの名 もある。羽片は長卵状披針形あるいは線状披針形、先は鋭尖し、小羽片は卵状披針形 で鋭形にとがり、最終羽片は菱形状あるいは卵状の長楕円形で、まばらに鋸歯がある」。 若葉では、表裏ともよく似ているが、羽軸が見える方が表、見えない方が裏。 葉柄:「長くてかたく、前面に縦に溝が走り、下部には褐色または黄褐色の線状披針形の 鱗片が密生するが、上部には羽軸とともに線状のものがまばらにつく」。 胞子嚢群:「葉身の下半部に多くつき、葉脈の末端に生じ、最終羽片上に2列に並び、包 膜は円腎形で全縁」。 |
【両面羊歯】 葉の裏表がよ く似ている…。 常緑性 高さ:60〜150 cm やや暗い林内。 群生 北海道〜九州 |
'13.11.5 松島町 治祐ヶ森自然公園 |