● オオメシダ |
Deparia pterorachis (H.Christ) M.Kato |
植物観察ノート 宮城県 |
'16.5.15 山形県酒田市 眺海の森 |
'16.5.15 山形県酒田市 眺海の森 |
葉身:「長さ1m、幅40pに達し、狭長楕円形、淡緑色、軟らかい草質で2回羽状深 裂。羽片は15〜20対あって、線状披針形、柄がなく、長さ20p、幅3〜4pに達す る。若い羽軸の両面には細かい毛がある。小羽片は多数で互いに接近してつき、 羽状に浅裂から深裂し、基部で広く羽軸について翼をつくる。側脈は羽状に分岐 する」「羽軸沿いの裂片は羽軸に台形に広く付く」。 胞子嚢群:「小羽片の軸に近く1列に並び、包膜は長楕円形か短いかぎ形、ときに 馬蹄形」「三日月型からJ型」。 葉柄:「太く、基部で径15mmほど、長さ30〜70p、鱗片は基部ほど大きく密につ いて、膜質、淡褐色で、全縁、広披針形〜卵形で長さ2.5p、幅1pに達する。葉 柄全体には軟毛もあり、また中軸にもまばらに披針形の鱗片と毛が残る」。 根茎:「太く横にはい、高さ1mを超える大形の葉を叢生する」。 |
【大雌羊歯】 夏緑性 高さ:1m以上 温帯〜亜高山帯。 湿った林内や沢 筋 北海道、本州(中 部以北) |
'16.5.15 山形県酒田市 眺海の森 |