● ミヤマシダ |
Diplazium sibiricum (Turcz ex Kunze) Sa.Kurata var. glabrum (Tagawa) Sa.Kurata. |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.6.6 山形市山寺小東岳 風穴 |
'15.6.6 山形市山寺 小東岳 風穴 |
'15.6.6 山形市 山寺小東岳 風穴 |
「葉の感じはキヨタキシダとよく似ているが、やや小形」。 葉身:「広い三角形、長さ幅ともに20〜30cmの2回羽状複葉、うすい草質、羽片 は長楕円状披針形、最下の羽片は最大で楕円形、鋭尖頭、はっきりした柄が ある。小羽片は卵状楕円形〜長楕円状披針形、さらに羽状に深裂し、裂片は 円頭〜鈍頭の広楕円形、ふちは浅裂〜中裂する」。 葉柄:「20〜30cm、広披針形〜披針形のかたい褐色から黒褐色の光沢のある 鱗片を密生し、上部になるにつれて少なくなる(キヨタキシダでは軟らかい褐 色の鱗片がつく)」。 胞子嚢群:「裂片中脈の近くにつき、線形、包膜はチャセンシダ型、背中合わせ のものが混じり、ふちには鋸歯がある」。 |
【深山羊歯】 夏緑性 高さ: 高山。針葉樹 林帯の下 北海道、本州 (近畿以北)、 四国(徳島 県) |