● ミサキカグマ |
Dryopteris chinensis (Baker) Koizd. |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.6.11 多賀城市 加瀬沼 |
'15.6.11 多賀城市 加瀬沼 |
葉:「少数が束生し、長さ60cmぐらい」。 葉身:「3回羽状に分裂して広卵状五角形、長さ15〜30cm、薄 い紙質、羽片は長卵形、鋭尖頭、基部に短柄がある。最下 羽片は最大で広卵状の菱形、最終羽片は卵状長楕円形、鋭 頭、ふちに鋭鋸歯があり、下面にはまばらに鱗片が残る」。 葉柄:「葉身とほぼ同長、またはやや長く、やせて細く長さ15〜 30cm、長卵状披針形で褐色〜黒褐色、ほぼ全縁の落ちや すい鱗片を密につける。上部は葉の中軸と同じくまばらに鱗 片が残る」。 胞子嚢群:「小形、葉身の上半部につき、やや裂片のふちの 近くにつく。包膜は円腎形」。 |
【三崎(岬)カグマ】 神奈川県三崎に産す る?…、あるいは岬 ?…。カグマはシダ の古名。 夏緑性 高さ:30〜60cm 山地。林下や乾いた所 本州〜九州 |
'15.6.11 多賀城市 加瀬沼 |