クモノスシダ

シダ植物チャセンシダ科]=
Asplenium ruprechtii Sa.Kurata
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植物観察ノート 宮城県
'16.6.18 岩手県
 岩泉町猿沢
 葉:「単葉、小形のほとんど直立する根塊から
  束生し、長さ5〜20p、うすいがやや革質で、
  緑色で光沢がなく、楕円形、狭長卵形、披針
  形または線形、基部は鋭形または円味を帯
  びたくさび形、細い葉柄がある。ふちは全縁
  または、不規則な波状。葉の先端は細く尾状
  にのび、地について、不定芽を生じる。鱗片
  は根茎の附近だけにあり、小さな披針形で黒
  褐色」「葉脈はまばらに網状に結合し、網目
  の中に遊離脈はない。しかし、生時はほとん
  ど見えない」。
 胞子嚢群:「葉の下面の脈上につき、線形また
  は長楕円形、中軸の両側に対生して、内側
  (前方)に開く包膜をもつ」。
 【蜘蛛の巣羊歯】
   葉が四方にのび
   て葉の先の不定
   芽で附着する姿
   から…。
  常緑性
  岩にはりつく
  石灰岩地帯
  北海道〜九州
'16.6.18 岩手県岩泉町猿沢
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