● コモチシダ |
Woodwardia orientalis Sw. |
植物観察ノート 宮城県 |
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'10.6.6 東松島市 宮戸島 |
「子」 (不定芽) |
@ 「崖や斜面から垂れ下る」。 @AB 葉身:「長三角状楕円形、厚い肉質、浅緑色、若葉のときは紅色を帯びる。…2回羽 状複葉、羽片は広披針形、鋭尖頭、短柄がある。さらに羽状に深裂し、裂片は広線形ある いは線形、鋭頭。上部にだけ鋭鋸歯がある。葉脈は中脈に接して1〜3列の粗い網目を作 り、その外側では遊離脈となる」。 葉柄:「粗大、太さは鉛筆ぐらい、淡緑色、前側に縦に溝が走る。基部には長さ3〜5cmの卵 状披針形の茶褐色鱗片を密生する」。 胞子嚢群:「中脈に近い網状脈上に生じ、狭い長楕円形、胞子嚢群のつく網目は深く凹む。 宿存性の厚くてかたい殻状の包膜があり、胞子嚢群を深く抱き込む」。 C 「葉の上面に多数の不定芽を生じる」。 本宮城県での分布は、2,3か所に限られているという。 |
【子持ち羊歯】 葉に無性芽をつける から…。 常緑性 葉長:〜1.5m(以上) 陽向地または半日陰 の崖地 本州(東北南部以南) 〜九州 |
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'10.6.6 東松島市 宮戸島 |