● イワデンダ |
Woodsia polystichoides D.C.Eaton |
植物観察ノート 宮城県 |
'14.6.21 仙台市 奥新川渓谷 |
'14.6.21 仙台市 奥新川渓谷 |
葉:「多数根茎から束生して直立し…多少革質に近い草質で褐色を 帯びた緑色」。 葉身:「1回羽状に分裂し、線状披針形…。羽片は中軸からほとんど 直角に開出し、長楕円形で鈍頭、その基部は広いくさび形でしか も前側に低い耳状の突起になる。下部の羽片ではごく短い小柄を もつ、全縁がふつうだが時には鈍鋸歯縁ともなり、両面ともに毛が ある」。 葉柄:「5〜10cm、細い針金状で赤褐色を帯び、葉の中軸と共に淡 褐色小形の披針形鱗片と毛をまばらにつけるが、頂端に斜めに関 節があるので葉身は秋にここからとれる」。 胞子嚢群:「羽片の両方のふちの近くに並んで生じ、淡褐色の包膜 をつける。包膜は椀形で不規則に浅く4〜5裂して縁毛がある」。 |
'15.9.19 仙台市 奥新川渓谷 |
【岩デンダ】 岩上に生ずる…デ ンダはシダの古名。 夏緑性 高さ:10〜30cm 明るい崖や石垣 北海道〜九州 |
'14.6.21 仙台市 奥新川渓谷 |