● ホシダ |
Thelypteris acuminata (Houtt.) C.V.Morton var. acuminata |
植物観察ノート 宮城県 |
'12.1.26 仙台市 大年寺山 逸出 |
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'14.9.6 仙台市 大年寺山 逸出 |
'14.9.6 仙台市 大年寺山 逸出 |
葉:「うすくて洋紙質を帯びた革質で多少かたい。…葉身は1回羽状複葉で長楕円形、上部は急 に細くなり穂のような頂片となる。羽片は多数中軸から開出してつき線形で鋭尖頭、基部は切 形で短柄があり、羽状に浅〜中裂、時には深裂し、裂片は線状楕円形、やや鋭頭、裂片の最 下の側脈は隣りのものと互いに連結する。羽片の上側の第1裂片はやや大きく耳状に突出し、 中軸をおおう傾向がある」。 葉柄:「やせて長く、褐色披針形の小形鱗片をまばらにつける」。 胞子嚢群:「裂片のふちの近くにつき、大きいから成熟すると互いに接触して1列の線に見える。 包膜は円腎形で毛が多く生えている」。 本種は本宮城県には自生していないはずだが、宮城植物の会のメンバーが道端で群生状態で 発見したもの。石材工事の際にでも他所から移入されたものであろうとのこと。 |
【穂羊歯】 常緑性 高さ:30〜140 cm 山野、道端(し ばしば群生) 本州(福島・新 潟県以西)〜 沖縄 |
'14.9.6 仙台市 大年寺山 逸出 |
'14.9.6 仙台市 大年寺山 逸出 |