● ハリガネワラビ |
Thelypteris japonica (Baker) Ching |
植物観察ノート 宮城県 |
↓ |
'13.9.24 松島町 治祐ヶ森自然公園 |
'12.10.14 塩竃市 伊保石公園 |
'13.9.28 利府町 県民の森 |
下面 |
'13.9.28 利府町 県民の森 |
'12.10.14 塩竃市 伊保石公園 |
'13.9.24 松島町 治祐ヶ森自然公園 |
葉:「葉身は長卵状楕円形で1回羽状複葉であり、羽片は開出し、下部の ものは大形で多少下向きにつくが、線状披針形で先は鋭尖し基部は無 柄であり、さらに羽状に深裂するが全体として規則正しく切れ込んだ印 象が強い。質はうすく膜質的な草質」。 小羽片:「数が多く線状長楕円形、鈍頭、下部羽片の基部裂片は縮小す る。葉脈や葉のふちにも毛があり、下面にはさらに密に腺毛がある」。 最下羽片のみ基部が狭くなる(矢印)。また、この最下羽片の対が下向 きでハの字形を呈する。葉裏に多数の黄色い腺点がある。 葉柄:「葉身とほぼ同じ長さ…。かたい針金状で赤褐色または紫褐色で 光沢があり、下部には濃褐色で長卵形の鱗片をまばらにつけるが、上 部には葉の中軸、羽軸とともに毛が多い」。 胞子嚢群:「裂片のふちの近くにつき、包膜は円腎形で毛がある」。裂片 の先にはつかない傾向がある。 |
【針金蕨】 葉柄が褐色で 長くて硬いイメ ージから…。 夏緑性 高さ:50〜80cm 二次林などあま り深くない林な ど 本州〜九州 |