アスヒカズラ

シダ植物ヒカゲノカズラ科]=
目次] [] [索引] [ヒカゲノカズラ
[タカネヒカゲノカズラ]
Lycopodium complanatum L.
植物観察ノート 宮城県
'13.7.16 栗駒山
秋田県須川湿原
ヒカゲノカズラ
アスヒカズラ
'13.7.16 栗駒山
秋田県須川湿
 【明日檜葛】
   アスナロ、ヒノキアス
   ナロの葉に似た平た
   い葉をつける…。
  常緑性
  匍匐性(匍匐茎)
  高さ:直立茎(5〜)10
   〜30cm
  陽向の山地
  北海道、本州(中部以
   北、滋賀・兵庫・鳥取
   県)、四国(徳島県)
 (タカネヒカゲノカズラとは)「茎が扁平なことにより区別できる」。
 主軸茎:「細い鱗片状の葉をまばらにつける」。
 分枝茎:「大形の葉を背腹、左右の4列につける。左右の2列の葉は菱形の長方形、先端
  はとげ状にとがる。上面は緑色であるが下面は淡色、多少肉質で下面は凹み、一見し
  てアスナロのような外観を示す。背面の葉は線形で左右の葉にはさまれ先端はとがり、
  腹面の葉はとげ状の小さな突起にすぎない。茎と葉は密着しており、区別しにくい」。
 胞子嚢穂:「夏に直立して葉をまばらにつけた柄を分枝し、その頂端がさらに2〜3回分枝
  して胞子嚢穂をつける。胞子穂は鱗状に広卵形で先の鋭くとがった胞子葉を密生し、そ
  の葉腋に1個の胞子嚢をつける」。
アスヒカズラ
ヒカゲノカズラ
'13.7.16 栗駒山 秋田県須川湿原
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