モチノキ

モチノキ科
Ilex integra Thunb.
植物観察ノート 宮城県
目次] [樹木] [索引] [引用・参考文献
'11.5.26 東北大学
植物園 植栽
'11.5.26 東北大学
植物園 植栽
'12.5.10 東北大学
植物園 植栽
 【黐の木】
   樹皮から良質
   の鳥もちが採
   れる…。
  常緑高木
  花期:4月
  暖地の海に近
   い山地
  本州(宮城・山
   形県以西)〜
   沖縄
  庭木、公園樹
 花:「雌雄異株…黄緑色の小さな単性花を葉腋に群生する。萼は
  4裂し、裂片は円形である。4個の花弁は広卵形。雄しべは4本、
  雄花では花弁同じ長さ、雌花では花弁より短い。雌しべは雄花
  では小さく縮まり、雌花では卵状楕円体の子房をもつ」。
 果実:「球形の液果様の核果実で赤く熟し、果内に少数の核を含
  み、核は中に種子がある」。
 葉:「柄があり互生し、厚い革質でなめらかで光沢があり、毛はな
  い。倒卵状楕円形で全縁、鈍く尖り、基部が細くなり、長さ4〜8
  p、幅2〜4p位ある。葉柄は長さ1〜1.5p」。
 樹皮:「白っぽくて平滑、皮目が点在する。暖地では、本種に限ら
  ず、藻類がついて橙色の染まった幹をしばしば見る」。
'12.5.10 仙台市 東北大学植物園 植栽
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