トベラ
トベラ科
Pittosporum tobira (Thunb. ) W.T.Aiton
植物観察ノート 宮城県
目次] [樹木] [索引] [参考文献
'11.6.9 仙台市野草園 植栽
雄花
'11.6.9 仙台市
野草園 植栽
'08.4.6
石巻市 雄勝町
'08.10.26
東松島市 宮戸島
'08.4.6 石巻市
    雄勝町
雌花
   '15.6.16
松島町民の森 植栽
 花:「白色から黄色に変わり、芳香があって、頂生の集散花序を作
  る。雌雄異株。萼片は5個で卵形、先端は鋭形、ふちには毛があ
  る。花弁はへら形で花爪があり、上部は平開あるいは反り返って
  いる。雄しべは5本、雄花では長く雌花では小さくて熟さない。子
  房は卵形で3心皮からなり、1花柱がある。雄花では実らない」。
 果実:「球形、直径は10〜15mm。熟すと3つに裂けて赤い粘った
  種子を出す」。
 葉:「互生、枝の上部に密生し、倒卵状長楕円形、先端は円形ある
  いは鈍形、基部はくさび形、長さ8〜10cm。幅3cm内外、両面共
  に無毛で葉のふちはよく下面に巻き込んでおり、厚く表面はやや
  光沢があり乾燥すれば革質となる」。
 【扉】
   「節分にこれを扉にはさ
   み、鬼をよける風習があ
   るのでトビラノ木という」
  常緑低木(〜小高木)
  花期:4〜5月
  高さ:2〜3m(〜10m)
  海岸付近
  本州(宮城県以南)〜沖
   縄
inserted by FC2 system