チチブミネバリ

カバノキ科
Betula chichibuensis H.Hara
植物観察ノート 宮城県
目次] [樹木] [索引] [引用・参考文献
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'16.6.18 岩手県岩泉町猿沢
'16.6.18
岩手県岩泉町猿沢
'16.6.18 岩手県
  岩泉町猿沢
'16.6.18 岩手県
岩泉町猿沢
'16.6.18 岩手県
  岩泉町猿沢
 花:「雌雄同株」「雄花序は長枝の先に2〜4個、
  前年の秋に現れ、新葉の展開とともに下垂し
  て開花する」。
 果実:「果穂は10月に熟し、円柱形で直立し、
  長さ1.5〜2.5p、幅7〜10mm、果鱗は長さ3.5
  〜5mm、3深裂し、外面に絹毛を密生し、中裂
  片は斜上する側裂片よりも長い。果実は各果
  鱗に3個ずつつき、卵形〜倒卵形で黒褐色、
  長さ約3mm、上端に細毛があり、翼はほとん
  ど発達しない。花柱は宿存性」。
 葉:「長枝に互生し、短枝に2個ずつつく。葉柄
  は円く、上面に溝があり、白絹毛を密生する。
  葉身は卵形〜卵状楕円形、長さ3〜6p、幅
  1.5〜3.5p、短鋭尖頭で、基部は広いくさび形
  〜円形または浅心形で、やや不相称、不整
  微細鋸歯があり、表面深緑色、裏面淡緑色、
  微細な腺点を散生し、若時は両面ともに白絹
  毛を密生するが、のちには裏面脈上を残して
  無毛となる」。
 枝:「灰褐色で小型の円形〜長楕円形の皮目
  がいちじるしい。若枝は密に灰白毛があるが、
  ほとんど腺点を欠く」。
 【秩父峰バリ】
   秩父山上に生え
   るハリの木…。
  落葉小高木
  花期:4〜5月
  高さ:8〜10m
  石灰岩地帯の岩
   壁や尾根筋
  本州(秩父山地
   および岩手県
   の太平洋側)
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