タブノキ
クスノキ科
Machilus thunbergii Sieb. et Zucc.
植物観察ノート 宮城県
目次] [樹木] [索引] [参考文献] [ユズリハ][荒島]
'10.6.6 東松島市
     宮戸島
 花:「新葉とともに円錐花序を出し、多数の花が群がって日開き、花序のつけ根には大形の芽鱗がある。
  花は両花性で、黄緑色をしており、花柄は1cmばかりである。花被片は3個ずつ、2輪に配列し、最も内
  側にある3個は仮雄ずいになっている」。
 液果:「ゆがみのある球形で長径1cmくらい。7月頃に黒藍色に熟し、果柄は赤色をおびている」。
 葉:「有柄で互生し、枝の先に集まってつき、革質で厚く、やや光沢があり、長楕円形あるいは長倒卵形
  で、先端はやや凸形、下部は狭まり、全縁で裏面は多少白色を帯びる」。
 樹皮:「白っぽい褐色で平滑、イボ状の皮目(ヒモク)が1〜2cmほどの間隔で散らばる。しばしば皮目が
  縦に連なって浅く裂け、縦すじ状になる。老木では網目状に裂けてくる」。
'07.11.17 石巻市
牡鹿半島
'08.5.3 南三陸町
荒島
 【椨の木】
  別名:イヌグス(材
   質がクスノキより
   劣る…)
  常緑高木
  花期:3〜6月
  高さ:15〜20m
  沿海地
  本州(東北中部以
   南)〜沖縄
'10.6.6 東松島市 宮戸島
'07.11.17 石巻市 牡鹿半島
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