'05.10.2 利府町 加瀬沼
オオバクロモジ
クスノキ科
Lindera umbellata Thunb. var. membranacea (Maxim.) Momiyama
目次] [樹木] [索引] [引用・参考文献] [シロモジ
植物観察ノート 宮城県
'07.10.16
栗駒山 須川
'06.4.23
利府町 県民の森
雄花
'08.4.22 女川町
 牡鹿半島
雌花
   '16.4.16
色麻町 小栗山
'09.10.11 白石市
河原子ダム
'08.4.22 女川町
   牡鹿半島
'05.10.2 利府町
加瀬沼
 花:「春、新葉の展開とほぼ同時に葉腋に散形花序を出し、黄緑色
  の小花を10個余りかためてつける。花被片は6枚。雌雄異株で、
  雄花には9本の短い雄しべがあって、葯には内向きに2個の穴が
  あって弁で開く。雌花の雄しべは葯のない仮雄ずいとなる」。
 果実:「球形の液果で秋に黒く熟す」。
 葉:「互生するが枝先に集まる。葉柄は1〜2p。葉身は幅の広い長
  楕円形で長さ3〜12p、両端はくさび形に尖る。クロモジに比べて
  大形で豊かである。葉の質は膜質で薄い。しかしクロモジとの間
  に自然雑種を生じるらしく、中間的な形もしばしばみられる」。
 幹・枝:「緑色、斑紋状に黒色となる点はクロモジと同様である。枝
  を折ると芳香がある」。
 「クロモジとは分布域が異なること、葉が丸みをおびた大形で、質が
 薄いことで区別される」。
 【大葉黒文字】
  落葉低木
  花期:3〜5月
  高さ:1〜3m
  山地
  北海道(渡島半
   島)、本州(東
   北と日本海側)
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