オノエヤナギ

ヤナギ科
Salix udensis Trautv. et C.A.Mey.
植物観察ノート 宮城県
目次] [樹木] [索引] [引用・参考文献] [バッコオノエヤナギ
'15.5.14 大和町 吉田川
'15.5.14 大和町
吉田川
        '10.10.27
七ヶ浜町 湊浜緑地公園
     '10.10.27
七ヶ浜町 湊浜緑地公園
 花:「雌雄異株。初夏、葉がのびてのちしばらくして花穂がのび花が咲く。
  花序は狭円柱形で立ち、基部には2〜3個の小形の葉がついている。雄
  花には雄しべが2個ある。雌花の子房は卵状円錐形で灰白色の細毛が
  かぶさっているので花穂もまた灰色に見える。花柱は2個、線形である」。
 果実:「7月に刮ハが熟して裂け、いわゆる柳絮を飛ばす。これは白綿毛を
  ともなった種子である」。
 葉:「有柄互生、長披針形、長漸尖頭、基部は鈍形あるいはやや鋭形、ふ
  ちにははっきりしない低い波状鋸歯があり、長さ10〜15p、初め若い枝と
  ともに汚白色の短毛をかぶっていて灰色であるが、のちに表面にはねた
  毛がまばらに生え、裏面にはなお絹毛が残る。支脈は多くて斜めに平行
  する」。葉縁は先端部を除き、裏側に巻く。
 【尾上柳】
   峰の上(おのえ)ヤ
   ナギ…。
  落葉小高木〜高木
  花期:3〜5月
  高さ:5〜10m
  山地の谷地や湿地
   など
  北海道、本州、四国
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