ドロヤナギ

ヤナギ科
Populus suaveolens Fisch.
植物観察ノート 宮城県
目次] [樹木] [索引] [引用・参考文献] [ギンドロ
'15.5.10
山形県天童市乱川
'15.5.10 山形県天童市乱川
    '11.10.13
仙台市野草園 植栽
   '15.5.10
山形県天童市乱川
 【泥柳】
   材がもろく、役に立
   たない泥のよう…。
  別名:ドロノキ、デロ
  落葉高木
  花期:4〜5月
  高さ:20〜30m
  山地。川岸
  本州(静岡県以北、
   兵庫県)
 花:「葉がまだのびないうちに暗紫緑色の尾状花穂を垂れ下げる。雌雄異株。雄花穂は長さ7
  cm。雌花穂は5cm」。
 果実:「夏のおわりに熟し長さ20cmになり、卵球形で尖った刮ハを多数つける。刮ハは熟すと
  黄色となり、木質の果皮は先端から4個に裂け、中から白綿毛のある種子が飛び出る」。
 葉:「有柄で互生し、広楕円形、長さは6〜15cm、先端は円形あるいは短い微凸形で基部は
  小さい耳状の心臓形、ふちに鈍鋸歯があり、表面は緑色で平滑、裏面はやや白色、葉脈上
  には毛があり、乾燥すると暗褐色になる」。
 芽:「細長い円錐形で、外面に粘液を分泌し、先端はするどくて硬く、針のようである」。
 幹:「直立し…樹皮は暗灰色、なめらかで、さけ目はない」。
'15.5.10 山形県天童市乱川
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