アブラチャン
クスノキ科
Lindera praecox (Siebold et Zucc.) Blume
目次] [樹木] [索引] [引用・参考文献]
植物観察ノート 宮城県
'08.9.20 七が宿町
長老湖
'09.4.4 仙台市
野草園 植栽
'08.9.20 七が宿町
  長老湖
'16.5.8
大崎市 中山平
'08.9.20 七が宿町
長老湖
 花:「早春、葉が開くよりも先に、淡黄色の小さい花をつける。花は柄のある小形の
  散形花序につき、つぼみの時は総苞の鱗片に包まれている。花序は小枝のもと
  から2個ずつ出て、前年にはすでに枝上に現れている。花柄にはまばらに毛があ
  る。雌雄異株。萼は深く6裂し、長さ2mmぐらい。雄しべは9個で、内輪に3個、外
  輪に6個ある。雌花の外輪のものは小角状となり、内輪のものは腺体となる。雌し
  べは1個ある」。
 果実:「秋の終わり頃黄色に熟し、球形で、直径は1.4pぐらいの大形の果実となり、
  後に不規則に開裂し、大きい種子を露出する。この実から油をしぼることができ、
  また油が多いのでもえやすい」。
 葉:「互生し、卵形あるいは楕円形で先端はだんだん細まって尖り、全縁、基部はく
  さび形で細長な葉柄があり、葉の長さは4〜7p内外、なめらかである」。
 【油瀝青】
   樹皮や果実に油が多く
   よく燃える…、日本の油
   と中国の油(チャン:瀝
   青)を合わせて命名。
  別名:ムラダチ、ジシャ
  常緑低木
  花期:4月
  高さ:3〜6m
  山中の谷沿い
  本州〜九州
'09.4.4 仙台市野草園 植栽
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