● タガネソウ |
=カヤツリグサ科= |
Carex siderosticta Hance |
植物観察ノート 宮城県 |
'08.4.29 利府町 陸前浜田 |
'07.5.27 岩沼市 朝日山公園 |
'14.5.12 塩竃市 伊保石公園 |
'14.5.2 塩竃市 伊保石公園 |
'14.5.10 松島町 治祐ヶ森自然公園 |
「根茎は匍匐して、まばらに生える」。 花:「5〜6月頃、葉を失った前年の根茎から青緑色の茎数本を出し、高 さ20〜30pに達し、基部は赤褐色の鞘状葉で包まれ、下部を除いて 全長にわたり小穂を散生する。小穂は長楕円体、長さ1〜2.5p位、柄 があって直立し、柄の基部は緩い鞘状苞で包まれる。小穂は総て雄 雌性、上部は雄花部で褐色を帯び、下部は緑色の雌花部で雌花は少 数、非常にまばらである。鱗片は長楕円形で尖り、汚赤色の細かい点 がある。果胞は鱗片より短く、長楕円体で脈が隆起する。柱頭は3個」。 小穂「雄雌性、ときに頂小穂は雄性、ふつう1節に1個ずつつけ、柄が あって直立し、長さ1〜2cm」。雌鱗片は「卵形で鈍頭、果胞とほぼ同 長」。果胞「淡緑色で長さ3mm、ほとんど無嘴、無毛」。 葉:「5〜6枚叢生平開し、長楕円形あるいは長披針形長さで12〜32p、 幅1.5〜3p位でスゲ類中では特異であり、先は次第に尖り下面にはふ つう軟毛が散生する」「披針形で幅1〜3cm、無毛またはまばらに毛が あ」る。とてもカヤツリグサ科の葉にはみえない。(cf. [補足〜蛇足] ) 基部の鞘:「赤色を帯びる」。 |
【鏨草】 葉形が鏨に似 ている…。 花期:4〜5月 高さ:20〜30cm 山地 日本全土 |