ショウジョウスゲ

カヤツリグサ科
Carex blepharicarpa Franch.
目次] [] [索引] [引用・参考文献
植物観察ノート 宮城県
'13.4.27 大衡村 牛野ダム
'13.4.27 大衡村
牛野ダム
'14.5.11 山形県
上山市三吉山
'13.4.27 大衡村
牛野ダム
       '14.5.11
山形県上山市三吉山
 「密に叢生する」。
 花:「茎の頂にやや近接して少数の赤褐色の小穂を出す。雄小穂は
  頂生し、棍棒状で長い柄があり、雌小穂は短い円柱状で2〜3個を
  雄小穂の下につけ、短い柄はほとんど短い苞の中にある。果胞は
  倒卵状長楕円体で密に毛があり末端に小さい2歯のある短い嘴が
  あり、基部は細くすぼむ。痩果はほぼ倒卵形体で長い柄がある。
  柱頭は3個」。小穂「頂小穂は雄性、棍棒状、長さ1〜3cm。側小穂
  は雌性、長さ1〜3cm、やや長い柄があり、直立する」。雌鱗片「果
  胞よりも短く、濃栗褐色で縁に透明部分があり、先は円形または浅
  い凹形で突端または短芒端」。果胞:「長さ4〜6mm、密毛があ」る。
 葉:「狭い線形で先は次第に尖り強剛である」「幅2〜4mm」。
 茎;「密生した葉の間から出て扁三稜形で葉より高い」。
 基部の鞘:「褐色または暗褐色で後に繊維状に細裂する」。
 「本種は産地の生態的な条件によって非常に大小の差がある」。
 【猩猩菅】
   小穂が赤褐色なの
   を猩猩(赤色の毛
   の生えた中国の伝
   説上の獣)にたと
   えて…。
  果期:5〜6月
  高さ:30〜40cm
  山地。疎林、湿地
  北海道〜九州
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