● ノグサ |
=カヤツリグサ科= |
Schoenus apogon Roem. et Schult. |
植物観察ノート 宮城県 |
'16.5.30 七ヶ浜町 花渕浜花渕崎 |
'16.5.30 七ヶ浜町 花渕浜花渕崎 |
「硬質の一年生草本で密に集まって叢生」。 花:「茎の頂、並びに上部の葉腋に小柄を出し、紫褐色 の小花穂2〜6個を密着する。小穂は長さ5〜6mmの 披針形体をなし、扁平で2花があり、鱗片は2列に並 び、下部の3個は卵形で花はなく、上部のものは倒 卵状披針形で花を包んでいる。雄しべは3個ある。花 柱は長く、中部から3岐する」。 痩果:「鋭角の三稜状広倒卵形体、刺針状花被片は6 本あって、その長さは果の2倍程あり帯赤色をしてい て小刺がある」。 葉:「細長く、先端が針状をなし茎より短い」。 茎:「葉の間から非常に細く硬い茎を多数だし…稜が あり、茎上に2〜3個の小形葉を互生し、その下部は 葉鞘となって茎を包み、暗赤色をしている」。 |
【野草】 野にある雑草…。 花期:6〜8月 高さ:15〜20p 近海の地。陽向の 湿地や野原 本州(福島・茨城・ 千葉・静岡県以 西)〜南西諸島 |
'16.5.30 七ヶ浜町 花渕浜花渕崎 |