カワラスゲ

カヤツリグサ科
Carex incisa Boott.
目次] [] [索引] [引用・参考文献
植物観察ノート 宮城県
'14.4.29 塩竃市
  伊保石公園
'15.5.20
塩竈市 伊保石公園
'14.4.29 塩竃市
  伊保石公園
'14.4.29 塩竃市
  伊保石公園
 【河原菅】
   河原にはあまり
   生えないが…。
  別名:タニスゲ
   (谷菅)
  花期:5〜6月
  高さ:20〜50cm
  湿った所、道端
   など
  北海道〜本州  
 「根茎は短く叢生する。植物体はやわらかく平滑」。
 花:「上部に5〜6個の小穂を稲穂状につけ…小穂はほぼ線形で緑色、頂の
  1個は雄小穂(往々その一部は雌小穂に変わる)他はみな雌小穂で長さ4
  〜8p位あって、側方に垂れ、下部のものには細長い柄がりかつ葉状の苞
  を伴う。雌花の鱗片は倒卵状楕円形で中脈のみ緑色、両縁は広く白膜質
  であり、凹んだ先端部には中脈が短く突出する。果胞は長さ2.5〜3mmで
  鱗片より長く、熟すと黄緑色になり脱落し易く、麦粒状で先は次第に尖りご
  くわずかに2裂する。柱頭は2個」「小穂4〜6個、やや接近してつき、苞は葉
  状で無鞘。頂小穂は雄性まれに雌雄性、長さ3〜7cm、点頭」。雌鱗片「淡
  緑色、凹頭または円頭で短芒端」。
 葉:「(茎の下部は)4〜5個の軟らかい葉を互生し、その葉鞘が重なって太い
  三稜状を呈し、基部に淡褐色の鞘状葉がある」「下面は粉白色」。
 茎:「多数の茎はやや斜めに出た基部から立ち上がり…下部は線形で稜は
  ざらつ」く。
 基部の鞘:「葉身を欠き、淡褐色で糸網はない」。
'14.4.29 塩竃市 伊保石公園
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