ホソバカンスゲ

Carex morrowii Boott var. temnolepsis (Franch.) Ohwi ex Araki
カヤツリグサ科
植物観察ノート 宮城県
目次] [] [索引] [参考文献] [カンスゲ]
'13.6.9 富山県
南砺市縄ヶ池
'14.6.15 山形県遊佐町
二の滝渓谷
 '14.6.15 山形県
遊佐町 二の滝渓谷
'13.6.9 富山県南砺市
縄ヶ池
 【細葉寒菅】
   葉がカンスゲのそれよ
   り細い…。
  別名:サドカンスゲ
  果期:5〜6月
  高さ:有花茎20〜40cm
  山地のシイ・カシ帯〜ブ
   ナ帯の樹林内の岩場
   や湿った斜面
  本州(鳥海山、早池峰山、
   佐渡、新潟県〜兵庫県
   の日本海側、多雪地)
 「密に叢生し、根茎は斜降する」。
 小穂:「頂小穂は雄性、線形、長さ2〜5cm、有柄。側小穂は
  雌生で円柱形、長さ11〜3cm」。
 雌鱗片:「半透明で帯褐色、鋭頭または短芒がある」。
 果胞:「雌鱗片より長く、卵形」。「嘴の縁に明らかな刺毛が
  出る」(cf. カンスゲ)。
 葉:「幅3〜6mmと細く、…上半部の縁は上向きに、基部近く
  の縁は下向きにざらつ」く(cf. カンスゲ)。
 基部の鞘:「暗褐色〜褐色、古いものは繊維状に細裂する」。
'14.6.15 山形県遊佐町 二の滝渓谷
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